
ニオイポイのフタを開けたら、
やっぱり猫トイレのにおいがする…

袋で密封してるんだけどね。どうしてもニオイがするよね…
前から気になってたんだけど冷凍ゴミ箱ってどうなんだろう?
猫のトイレ掃除をしたあと、ゴミの日までのニオイに困っていませんか。わが家では猫のトイレゴミを普段のゴミ箱とは分けて、専用のゴミ箱に捨てています。袋でしっかり密封しているのに、その専用ゴミ箱を開けるたびにニオイが気になっていました。
そんなときネットで見つけたのが、ゴミを冷やして保管する「冷凍ゴミ箱」です。気になって調べてみたら、思っていたより奥が深い世界でした。今回はわが家の今のトイレゴミ処理と、冷凍ゴミ箱について徹底的に調べたことをまとめます。
わが家の今のトイレゴミ処理
まずは、わが家が今どうやって猫のトイレゴミを処理しているかをお話しします。
猫のトイレゴミ専用に「ニオイポイ」を使っています
わが家では、猫のトイレゴミだけはアップリカのニオイポイに捨てています。普段のゴミ箱とは完全に分けています。本来は赤ちゃんの紙おむつ用のゴミ箱ですが、ニオイを閉じ込める仕組みが猫のトイレゴミにも使えます。
使い始めた頃は、専用カセットと互換性のある袋を楽天で買っていました。ただ毎回となると少し高くつくので、今は別の方法に切り替えています。

今は食パンの袋で密封してから捨てています
今のやり方はこうです。うんちやおしっこで固まった砂を新聞紙にくるんで、食パンの袋やジップロックに入れて口を閉じます。そうして密封したものを、ニオイポイに捨てています。
食パンの袋はニオイが漏れにくいと感じる人が多く、ペットの排泄物や紙おむつの処理に使われることもあります。まとめ買いすれば1枚あたりがかなり安く済むのも助かっています。
それでもニオイポイの中が臭い
袋で密封してからニオイポイに入れているので、コバエが出たことは一度もありません。
ただ、ニオイポイのフタを開けると中がやっぱり臭いんです。ゴミの日の直前にはニオイが漏れていると感じることもあります。猫2匹分のトイレゴミを数日ためるうちに、ニオイがこもってしまうようです。

…(トイレはいつもきれいにお願いします)
毎日のトイレ掃除では、うんちの状態もチェックしています。その話はこちらにまとめています。


冷凍ゴミ箱を調べて最初に知ったこと
冷凍ゴミ箱が欲しくなって、まずは安いものから探しました。そこで最初につまずいたのがここです。
安いものは「冷凍」ではなく「冷却」だった
1万円前後で買える冷やすゴミ箱を調べてみると、そのほとんどがゴミを凍らせる「冷凍式」ではなく冷蔵庫くらいに冷やす「冷却式」でした。商品ページに「冷凍ではありません」とはっきり書いてあるものもあります。
| 冷却式 | 冷凍式 | |
|---|---|---|
| 庫内の温度 | 0℃前後〜数℃ | -10℃前後 |
| ゴミは凍る? | 基本的に凍らない | 凍る |
| 冷やす仕組み | ペルチェ式が多い | コンプレッサー式 |
| 価格の目安 | 1万円前後 | 4〜5万円 |
| 本体の大きさ | 卓上サイズ | 床置きの大型 |
ペルチェ式は小型の保冷庫などに使われる静かな冷却方法です。ただ冷やす力は控えめなので、ゴミを凍らせるところまではいきません。実際に冷却式を使った人のレビューにも「入れたものが凍るわけではない」という声がありました。
「-6.4℃」と書いてあっても庫内は3℃のこともある
もうひとつ驚いたのが温度の表記です。ある冷却式のゴミ箱は「-6.4℃」と大きく書かれていました。ところが仕様をよく読むと、それは冷却部分の表面の温度でした。ゴミを入れる庫内の温度は約3℃です。
冷やすゴミ箱を選ぶときは、目立つ数字ではなく「庫内温度」や「保冷目安温度」を確認するのが大事だと感じました。

マイナスって書いてあったら、
凍ると思っちゃうよね…
冷凍ゴミ箱を猫トイレに使っている人はいる?
次に気になったのは、生ゴミではなく猫のトイレゴミに使って効果があるのかどうかです。調べてみると、メーカー自身がペットの排泄物を想定している製品がありました。
メーカーもペット用途を想定している
2026年7月に発売されたアイリスオーヤマの「冷凍ごみ箱」は、ペットトイレのニオイ増加を約99%抑制すると公式に紹介されています(参考:アイリスオーヤマのニュースリリース)。猫のトイレゴミにいちばん直結する数字です。
ただしこの99%は、保管中にニオイが増えるのをどれだけ抑えられるかという意味です。すでに出ているニオイを消す機能ではありません。入れる前の密封は、冷凍ゴミ箱を使っても続けたほうがよさそうです。
サンカの「CLEAN BOX」も、紙おむつやペットシートの保管を想定した製品です。楽天の商品名にも「ペットシート」「うんち」と入っています。
実際にペットの排泄物に使った人の声
CLEAN BOXのレビューには、犬のトイレシートやペットの排泄物に使っている人の声がありました。トイレシートを入れていたゴミ箱のニオイが気にならなくなった、という内容です。ペットの排泄物に悩んでいて「ちょっと高いけど買った」という人も、ニオイの問題なく過ごせそうだと書いていました。
一方で「片側だけ結露する」「もう少し値段が下がってほしい」という声もあります。冷凍式は効果が高いぶん、価格と結露は覚悟しておいたほうがよさそうです。
家の冷凍庫で代用できる?
専用のゴミ箱を買わずに、家の冷凍庫で生ゴミを凍らせてコバエやニオイを防ぐ方法もあります。
実はわが家も、夏場は生ゴミを冷凍庫で凍らせることがあります。ゴミの日まで間があるとコバエが発生してしまうからです。といっても入れるのは人参や玉ねぎの皮くらいで、排水溝のゴミまでは入れたくありません。
猫のうんちやおしっこを食品と同じ冷凍庫に入れるのは、さすがに無理です。だからこそ、ニオイポイの代わりに猫のトイレゴミ専用で使える冷凍ゴミ箱が気になったんです。
冷やすゴミ箱3機種を比較してみた
ここからが本題です。価格帯と冷やし方が違う3機種を選んで、猫のトイレゴミに使う目線で比べてみました。
| ヒエポイ | CLEAN BOX 20L | アイリス冷凍ごみ箱 | |
|---|---|---|---|
| メーカー | サンコー | サンカ | アイリスオーヤマ |
| 方式 | 冷却(ペルチェ) | 冷凍(コンプレッサー) | 冷凍 |
| 庫内温度 | 約-1.5℃ | 約-11℃ | 凍らせて保管 |
| 容量 | 3L | 20L | 45L |
| 価格の目安 | 約1万円 | 約5万円 | 約4.4万円 |
| 1日の電気代 | 約31円 | 約11円 | 約11円 |
| サイズ(幅×奥行×高さ) | 23.5×23.5×33cm | 23×44.3×69cm | 31.5×54.5×84.5cm |
| 重さ | 約2.4kg | 約17kg | 約23kg |
| ペット用途 | 記載なし(生ゴミ向け) | ペットシートを想定 | ペットトイレで約99%抑制 |
※価格は2026年10月時点の目安です。電気代は各メーカーの公表値、または年間消費電力量から1kWhあたり31円で計算しています。価格・電気代・仕様は変更される場合があるので、購入前に公式サイトや販売ページで最新情報を確認してください。
ヒエポイ──いちばん安くて小さいけど、凍らない
サンコーのヒエポイは、約1万円で買える卓上タイプです。庫内は約-1.5℃まで冷えて、フタで密閉できます。冷却式の中では庫内温度が低いほうで、本体も2.4kgと軽いのでキッチンの隅にも置けます。
気になるのは容量です。中のバケツは直径16cm・深さ14cmほどしかありません。猫2匹分のトイレゴミをゴミの日までためるには、正直かなり小さいと感じました。猫1匹で、こまめにゴミを出せる家庭なら合いそうです。
CLEAN BOX──-11℃でしっかり凍らせる定番
サンカのCLEAN BOXは、冷やすゴミ箱の中でも知名度が高い製品です。庫内を約-11℃まで冷やして、ゴミを凍らせて保管します。容量は12L・20L・38Lの3サイズがあり、猫のトイレゴミなら20Lがちょうどいい大きさだと思います。
確認した時点では、楽天の一部ショップでレビュー数が多く評価も高めでした。ペットの排泄物に使っている人の満足度が高いのも、今回いちばん参考になった点でした。幅23cmのスリムな形なので、置き場所も確保しやすいです。
ネックはやはり価格です。20Lで約5万円と、ヒエポイの5倍近くします。結露するというレビューもあるので、置き場所の床は少し気にしておいたほうがよさそうです。
アイリス冷凍ごみ箱──ペットトイレで効果を数字で示した新製品
アイリスオーヤマの冷凍ごみ箱は、2026年7月に出たばかりの新しい製品です。ペットトイレのニオイ抑制率を公表しているのはこの製品だけで、猫のトイレゴミに使うならいちばん安心材料が多いと言えます。
容量は45Lとかなり大きく、紙おむつなら約70個入ります。ニオイが強いゴミを一度にたくさん入れるときのために「急冷モード」も付いています。
ただ高さ84.5cm・重さ23kgと、ゴミ箱というより小さな冷凍庫です。猫のトイレゴミだけに使うには大きすぎるので、生ゴミや紙おむつもまとめて入れたい家庭向けだと感じました。
本体価格と電気代を合わせると差は縮まる
比べていて面白かったのが電気代です。本体がいちばん安いヒエポイが、電気代はいちばん高くなります。ペルチェ式は小さくても電気を使い続けるのに対して、コンプレッサー式は冷えたら休むので効率がいいからです。
1日の電気代の差は約20円です。1年で約7,400円、5年なら約3万7,000円の差になります。本体価格の差は、5年前後使うと電気代でほぼ埋まる計算です。長く使うつもりなら、冷凍式の高さは見た目ほどの差ではないのかもしれません。
冷凍ゴミ箱を選ぶ前に気をつけたいこと
調べていくうちに、買う前に知っておきたい注意点も見えてきました。
- 冷凍してもニオイは消えない:ニオイが増えるのを防ぐものなので、入れる前の密封は続ける
- 庫内温度を確認する:「-○℃」の表記が冷却部の表面温度のことがある
- 容量と猫の頭数:多頭飼いでゴミの日が週2回なら、卓上サイズでは足りないことが多い
- 置き場所と重さ:冷凍式は17〜23kgあるので、一度置いたら動かしにくい
- 結露と電気代:まわりの温度や置き場所で結露することがある。電源も常に入れておく必要がある
トイレ以外のおしっこのニオイについては、こちらの記事で消臭剤を紹介しています。

まとめ──冷凍ゴミ箱は高いけど、猫トイレには冷凍式がよさそう
安く済ませたくて調べ始めた冷凍ゴミ箱でした。でも猫のトイレゴミのニオイをしっかり抑えたいなら、凍らせる冷凍式を選んだほうがよさそうだというのが今の結論です。冷却式は安くて手軽ですが、ゴミが凍らないぶん効果は控えめです。
わが家の条件で考えると、ニオイポイの代わりに置くならCLEAN BOXの20Lがいちばん候補に近いです。猫2匹分が入る容量があって、置き場所にも困らないからです。それまでは、食パンの袋とニオイポイの組み合わせで乗り切ろうと思います。
猫は人よりずっと鼻がいいので、トイレまわりのニオイは猫にとっても気になるものかもしれません。猫の嗅覚の話はこちらにまとめています。

これからも猫さんも飼い主さんも豊かで幸せな時間が過ごせるような情報や工夫をお届けしたいと思っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、みなさまの猫と暮らすおうち時間が充実しますように〜♪


コメント